形容詞、禁止令!?


From:高橋政史

恵比寿のカフェにて、、、

 

「ノートを書く=結果に直結する」方法を知りたいですか?

それならば、少なくともやった方がいい事が1つあります。今日伝える方法を実践するだけで、あなたの思考の解像度を上げてくれ、問題→解決までの筋道がこれまでとは比較にならないくらいクリアに見えてくるようになります。

シンプルですが、実践すれば、誰でも、今日から、すぐに効果があらわれる方法なので、必ず実践してみてください。その方法とは何か?

 

「形容詞、禁止令!!!」

 

これが答えです。

要は、方眼ノート上に思考を展開する際に、形容詞を使わずに、その考えを表現するということです。しかも、その徹底度が「形容詞、禁止令!!!」というレベルで。つまり、形容詞を使いそうになったら、削る、あるいは別の表現に置き換えるようにするわけです。

これまで3万人を超える人のノートを見てきました。その中で、一番劇的で、短期間で「結果の出るノート」に進化してしまう「1ポイント」がありました。それは、、、、

「形容詞、禁止令!!」

でした。

これは、『頭がいい人はなぜ、方眼ノートを使うのか?』の中でも指摘している「問題→解決までの筋道が見えている」思考をするために実践することを徹底していただきたいことです。

もしもあなたが、

ノートを書く。

でも、なぜか結果に直結しない…。

という実感があるなら、ぜひ「形容詞、禁止令!!!」を実践してみてください。

 

でも、形容詞を多用してしまう…2つの理由

 

ここで、そもそも、『頭がいい人はなぜ、方眼ノートを使うのか?』を読んでいるのに、なぜ「形容詞を多用してしまい、方眼ノートの効果を引き出せていない…」人が少なからずいるのか見ておきます。

理由は大きく2つあります。

「わかるの壁」と「できるの壁」です。

「わかるの壁」とは、これは養老孟司さんのベストセラー『バカの壁』にも通じますが、「本の読み方(インプットの仕方)」が原因している可能性が大です。

本を読んで、「形容詞は使わない!」ということを目にしている。でも、それを読んだ時点で、「なるほど!」と心で満足して終わり。つまり、「わかったつもり」の状態で放置したままになっていて、、、

「なぜ、形容詞を使わないのか?」

「どうすれば、形容詞を使ってしまう罠から逃れることができるのか?」というところまで読み込む、あるいは自分の頭で考えるところまで思考の駒を進めていない状態です。

要は、「なるほど!」で満足=「わかったつもりで済ませる脳のクセ」がついているわけです。

「できるの壁」とは、「形容詞は使わない!」ことが心に刻まれている。でも、実践できない…という状態の方。この方の場合、自分が「形容詞を多用してしまっている…」ということに気づけている分、「かわるの壁」の前で立ち往生しているケースよりも思考の駒は前進しています。でも、実践の駒は1mmも動いていない可能性が大です。

必要ことは、学んだ知識を「使える」ように実践すること。具体的には、「形容詞を使わない!」ことを実践できるように「訓練」することです。

形容詞を使わないように意識はしているものの、自分の頭の中にあるイメージを文章にしようとすると、うまく文章にして表現することができない…という状態を直視する。そして、それがなぜできないのかを分析し、そこから、「こうすればうまくいく!」という仮説を立てて修正をした上で「訓練」を積んでいきます。

 

「形容詞、禁止令!!!」の実践を通して、

「結果の出るノート」と「3つの壁」クリアをゲット!

 

以上を整理すると、、、

1.「形容詞、禁止令!!!」を知る

=「知識の壁」を超える

2.「形容詞、禁止令!!!」の「なぜ?」「どうやって?」を考える

=「わかるの壁」を超える

3.「形容詞、禁止令!!!」を再現できるよう「訓練」をする。

=「できるの壁」を超える

この「知識の壁」→「わかるの壁」→「できるの壁」の3つの壁を乗り越えることは、新たな知識を「使える」ようになる上で必須のプロセス。

そして、この「形容詞、禁止令!!!」というシンプルな実践でもって、この3つの壁を乗り越えるプロセスをぜひ体験してみてください。あとは、その体験を他の学びを実践し定着させる経験に応用するだけで、あなたは「マスター(知識を使える知恵に変える存在)」に変わることができます。

まずは、「形容詞、禁止令!!!」をトライ。

すると、「ノートを書く=結果が出る」ということと、「3つの壁を乗り越える、本物の学ぶ力」の2つの武器を手に入れることになります。

ぜひ、お試しあれ。

それでは、またお会いしましょう。

高橋政史

 

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