なぜ「13歳」がベストなのか?

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From:高橋政史

表参道のスタバより、、、

 

今朝、うちの妻から、

「◯◯さんちの小学6年の◯◯ちゃん。◯◯さんが「中学に進学するにあたって、自分で勉強しやすいノートを選んできていいよ」と言ったら、、、Think NOTE.を買ってきたんだって!」

という話をしてくれました。この話を耳にしたとき、12歳のこのタイミングでなぜ、彼はThink NOTE.を選んだのだろう?と思ったわけです。なぜなら、それは絶妙なタイミングだからです。なぜでしょうか?

Think NOTE.というのは、ナカバヤシさんが『頭がいい人はなぜ、方眼ノートを使うのか?』の出版にあわせて発売された「見出し」+「3分割」で書けるように設計された、私監修のノートです。

さて、きょうは、少し、子どものノートの話をしたいと思います。子どものノートといっても、「な~んだ、子どものノート。私には関係ないよ…」と侮れないのです。じつは、人は13歳までに身についたノートのクセ(思考のクセ)を大人になってもずっと引きずっている可能性があるからです。そして、このことが、その人が、大人になって脳をフル回転するような企画書の作成やプレゼンテーションや起業といった「人生のチャンス」のときに「クリアできていない壁」として立ちはだかるからです。

 

13歳からのノート進化論

 

このことを、『頭がいい人はなぜ、方眼ノートを使うのか?』の中では、「13歳からのノート進化論」と題してコラム化しています。そこに込めた思いは、「13歳までに、正しいノートを身につけて!」と全国の子どもたちに、そしてその子どもたちの未来に責任のある教育者の方と親御さんにお伝えしたくて、あのコラムを書きました。

そのことを裏付けるようなデータが、昨日のメール講座でお話した千代田区・麹町中学で出ています。それは、中学1年生、中学2年生、中学3年生、それぞれの春から方眼ノートを授業ノートとして活用するようになって、その冬にその実践度・活用度を見ると、中学1年生がダントツ!ということだったのです。

 

なぜ「13歳」がベストなのか?

 

その理由は、タイミングがベストだったということです。ひとつは、中学生になるという「これから中学に入ったら勉強が難しくなるぞ…」という無意識の気合のようなものが新中学1年生にあるそのタイミングで、「これが中学生からは授業ノートとして使うノートの使い方だよ、しかも、このノートは大人になってみんなが資料作成や商談やプレゼンをするときにそのまま使える、大人になっても機能するノートだよ」と言って手渡されるわけです。例えるなら、卵から生まれた白鳥の赤ちゃんがアヒルのお母さんを見て、自分がアヒルだと思うように「これが、中学から社会に出てまでも使うノートなんだ」という実感があったのだと思います。

それと、もうひとつ、13歳前後はホルモンバランスが変わり、自我が形成される時期ともいわれます。つまり、「自我=自分の思い込み=自分はこれでいいというクセや脳の使い方」が強固になる前に、正しい「ノート=第2の脳」習慣(クセ)づけができる。ということです。

 

「子どものノート」が変わる

=そして思考は現実化していく

 

もうひとつの傾向をお話しましょう。それは、男女差です。これはみなさんも感覚としてわかると思うのですが、男子よりも女子の方が方眼ノート実践のレベルは高いです。これは男性脳と女性脳の使い方のちがいのあらわれだとは思うのですが、女子の方眼ノートの実践レベルには目を見張るものがあります。

麹町中学の公開授業へお見えになられた塾の先生が言っていました。ある女子生徒の方眼ノートを見て、「自分は、このレベルでノートをとれない…(笑)」と。

これから、この麹町中学のような取り組みが全国で少しづつ芽を出し始めます。そのいくつかの取り組みのひとつが、方眼ノート指導0期の方の誕生です。

0期には、小中高の学校の先生が2名。そして、とある県の教育委員会の方が1名。さらには、大学の先生が3名いらっしゃいます。その他、塾経営者をはじめ「子どもの教育」を生業とされている方々が多数参加されます。

そして、たくさんのお父さん、お母さんが、「我が子のためにも」ということで参加されています。

この夏には「子どものノート」にフォーカスした夏休み大作戦のプロジェクトもすでに企画が動き出しています。

これから、この「子どもの天才ノート」プロジェクトの模様をこのメール講座の中でもお届けしていきますので、ぜひ、楽しみにしておいてくださいね。

子どもだから、、、といって侮ってはいけません。知識社会では、親をはじめ大人(そしてもしかすると先生も)たちは、子どもに勉強を教えることができない…と言われることがあります。

実際に、どうなのか。「子どものノート」のリアルについてもお届けしていきます。

それでは、またお会いしましょう。

高橋政史

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