「1行目」が9割!?

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From:高橋政史

渋谷のスタバにて、、、

 

思考を「結果」につなげる秘密をお届けします。

方眼ノートトレーナーの養成しているとき、確信したことです。

方眼ノートトレーナーの養成の中で、方眼ノートトレーナーになる方の方眼ノートを見て、フィードバックをかけていきます。そのときに、トレーナーになる方が「あっ、そうだったんだ!」と衝撃を受けられる瞬間があります。中でも、みなさんが、方眼ノートの威力を体感されるのが「1行目」の書き方、意味と、可能性を深いレベルで体感したとき、ご自身の中で認識が180度変わるくらいの変化がもたらされるようです。

それまでの学びは知的生産の認識が180度変わるほどの変化とは?

 

ノートの「1行目」に何を書いていますか?

 

方眼ノートトレーナーなられる方は、『頭がいい人はなぜ、方眼ノートを使うのか?』の単行本と図解版を事前に熟読し、事前勉強会に参加し、動画レクチャーもあり、さらには方眼ノートの実践も事前にしていきます。ですから、方眼ノートの実践では多くの方よりは一歩リードしているわけです。でも、さきほどお伝えしたように深いレベルで体感するシーンがたくさん出現します(これが、方眼ノート<ノートは第2の脳>がもつ潜在力なのですが…)。

そして、とくに、方眼ノートの「1行目」は、、、

ちなみに、あなたのノートもしくは「方眼ノート」の1行目には、いつも何が書かれていますか?

『頭がいい人はなぜ、方眼ノートを使うのか?』を熟読されている方は、「もちろん、論点を書いているよ!」と即答される方がほとんどだと思います。あるいは、理解がウル覚えでも、たぶん「問い」を書くのだと思うという返答をされるかと思います。

で、もう一度、あなたのノートをみて欲しいのですが、、、その「1行目」には何が書かれていますか?

もし、その「1行目」が「何も書かれていない…」「いつもちがうことを書いている」「えっ、そもそも何を書くの…」という状態だとしたら、あなたのノートは、あなたの「能力や才能や経験にフタをしている可能性」が大です。さらに言えば、「未来はノートで変えられる」という文脈でとらえるなら、あなたのノートが「あなたの未来」にフタをしている可能性が大です。

どういうことか?

 

結果を出すノートの「1行目」とは?

 

方眼ノートを仕事で使って、ほしい結果を短時間で出すためには、その鍵の9割は《方眼ノートの「1行目」が握る》というくらい重要です。でも、『頭がいい人はなぜ、方眼ノートを使うのか?』を読んでいても、そして私の講演などを聞かれた方の多くが、その後、「1行目を正しく書く」ことができていない人が少なくありません。これでは、方眼ノートという武器を手にしても、その潜在力を200%引き出せていない状態です(それで、「空雨傘」が実践できるようになるだけでも大きな進化がノートからはじまるのですが…)。

なぜか?理由はシンプルです。これまで、「ノートの1行目は、論点からスタートする」という習慣がなかったからです。そして、「ノートの1行目は、論点からスタートする」ということを学校でも会社でも教えてもらってこなかったからです(外資系コンサルティング会社では、このことを徹底させられます。なぜなら、この1行目しだいで仕事が1/100くらいになるからです)。

では、仕事で結果を出す人の方眼ノートの1行目には何を書くのか?

「相手の論点」

「相手」=あなたのクライアントや上司

「論点」=相手が知りたいこと、解決したいこと

ということです。

 

「未来はノートで変えられる」、その入口

 

さて、あなたの方眼ノートの「1行目」には、「相手の論点=あなたのクライアントや上司が知りたいこと、解決したいこと」が書かれていますか?

そして、理想を言うと、これまた『頭がいい人はなぜ、方眼ノートを使うのか?』の中に登場する「見える!言葉」を使って「1行目」が表現されていたら、その論点は「相手のビジョン(相手がノドから手が出るほど欲しい目指すゴールの先に広がる映像)」になります。

もしもあなたが、一生懸命やっている、がんばってる、でもなぜかうかくいかない…ということを感じることがあるとしたら、ノートを見返してみてください。

ノートは嘘をつきません。

ノートはリトマス試験紙のように、あなたのうまくいっていない現実をつくっている「脳の働き」をみごとに写しだしています。

「ノート=第2の脳」

ですから。そして、いま、この瞬間、あなたの方眼ノートの「1行目」には「未来(相手のビジョン)」が描かれていますか?

もしも、答えが「NO」だとしたら、それはラッキーです。なぜなら、その「1行目」に「未来(相手のビジョン)」が出現するような書き方ができたら、あなたの脳の中に鮮明なビジョンが思い浮かび、それを実現するためのシナリオを「空雨傘」で方眼ノートに展開していくことができるからです。

「思いが現実化する」

という言葉がありますが、、、これって、じつは

「思い=未来(相手のビジョン)が実現するシナリオ」がノートの上に出現した瞬間に、その未来が動き出す、ということなのかしもしれません。

すべては、「1行目」から始まる。

あなたの仕事に人生に、「決定的な1行目から始まる」方眼ノートを相棒にすることを検討してみるのもいいかもしれません。

よろしければ、どうぞ。

それでは、またお会いしましょう。

高橋政史

 

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