「書く」ことって怖い!?

From:高橋政史
恵比寿のカフェにて、、、
きょう、久しぶりに
「怖い…」
という気持ちになりました。
ここ数ヶ月、ほとんど体験してこなかった感覚です。いったい、何が「怖い…」と思ったのか?
それは、「書く」ということです。
こういうと、「えっ、本当に」と思われたかもしれません。
比較する例としていいかどうかわかりませんが…プロ野球選手でもスランプに陥ることがあるように、ふつうの人よりはたくさんの文章を書いていても、突然、「怖い…」と足元がすくんでしまうことがあります。
何があったのか?
凹んだときの発想の切り替え法
じつは、ネット上で、ふと、私の書籍に対する痛烈な批判を目にしたのです(まあ、痛烈というのは、もしかすると気のせいなのかもしれませんが…)。すると、ふと、、、無意識下で、
「書くのが、怖い…」
という気持ちがもたげてきたのです。
この気持ちは、かつて、著者になりたてのころに頻繁に感じていた感覚です。書籍の批判記事を目にするたびに、凹むことがよくありました。でも、いまでは、その処方箋を編み出していて、大丈夫、、、だと思っていたのです。
でも、今日、突然、やってきました。
「書くのが、怖い…」
という気持ちが…。
そのとき、ふと思ったわけです。
「これは、ギフトだ」
と。どういうことかというと?
自分で、自分は、もう乗り越えた!と思っていたことコトが、突然、壁として目の前にやってきたわけで、「乗り越えたら、ギフトあり!」というわけです。で、今回、改めて「書くのが、怖い…」というシーンに遭遇したとき、私が今回実際につかってみたあなたも使える2つのポイントについてお話しましょう。
書けば、書くほど、怖くなる!?
質問です。
「あなたは、「書く」のが怖い…と感じたことはありますか?」
私は、、、
書けば、書くほど、書くのが怖くなる…
という体験があります。そんな恐怖を味わうと、とたんに「書けない…」「ダメだ…」そんな気持ちが自分の心を支配していくことになります。人は、打たれ強くはありません。
「書く」といういう行為は、ある意味「勇気」をふりしぼって行うところがあります。
例えば、
・本を書いて、本が売れれば売れるほど、amzonで酷評が書かれるようになります。
・メルマガの読者が増えれば増えるほど、メルマガの配信回数が増えれば増えるほど、批判的な返信をもらうこともあります。
・ブログの文章が長文になればなるほど、コメントでときに傷ついたり、、、
要は、書けば、書くほど、痛い思いをする可能性が格段に高くなります。
そのことを知ってか知らずか、きっと多くの人は無意識レベルで「書く」ことを躊躇してしまうのだと思います。私もそうでした。本が書けない…もう自分には書けない…メルマガを書けばいいのはわかるけど、書けないんだよな…そして、「書けない…」という気持ちが強くなればなるほど、「書く」ことがつらくなる…。
こうなったらとき、どうすればいいのか?
自分を「許可」してあげる
もしもあなたに、「書けない…」とか、「書くことができない…」ということがあるなら、まず、あなた自身にやってもらいたいことがあります。それは、
「よくやっているよ」
と自分に許可を与え、ねぎらってあげるということです。
じつは、あなたは多くの人がまるで亀が首をすくめるように躊躇してしまう、、、「書く」という行為と向きあおうとしています。それって、すごく勇気のいること。多くの人がやならいことをやっている、そんな自分に、拍手をしてあげてください。
自分の一番の応援者は、自分です。その応援者の自分が、「勇気」をふりしぼって「書く」ことに向かう自分を、思いっきりねぎらって、賞賛してあげてください。
「ありがとう」のひと言が効く
人間が一番弱いもののひとつ、それは、誹謗中傷。芸能人を見ていたら、有名税のように誹謗中傷の嵐を浴びている人がいますよね。べつに、芸能人ではなくても、ちょっと目立つと、つまり自分の露出が増えると、「批判の洗礼」がやってきます。
この「批判の洗礼」がやってくると、通常なら、心の内にわきあがってくるのは怒りの感情…「なんでだよ!」「おまえに何がわかるんだよ!」というような…
でも、怒りの感情は「怖い気持ちを高める」ことはあっても、沈めることはしてくれません。
では、「批判の洗礼」にどう対応すればいいのか?
私がやったことは、批判的な記事に対し、
「ありがとう」
のひと言を言う。これだけです。これってやってみるとビックリするのですが、一瞬で心が軽くなります。
いかがでしかた?
「書く」のが怖い…
とか、何か行動するのに足元がすくむ感覚を覚えるのはいたって自然な反応。だから、その感覚を感じている自分を決して攻めたり、それで自信をなくしたりしないでください。大事なことは、何かが「怖い…」と感じているということは、あなたが「新たな挑戦」のステージにいるというシグナル。その「怖い…」感情を許可し、そして、そのキッカケとなった出来事に対し「ありがとう」のひと言を伝えて、ゆっくりと次へ進む準備をはじめましょう。
もしも、この先、あなたが、凹むとか、足元がすくむとか、躊躇してしまうとか、あるいは怖い…というような気持ちになるキッカケに遭遇したら、ぜひ、「あっ、そういえば、高橋さんだってあったな」と、今回の記事のことを思い出してもらえたらうれしいです。
そして、そのとき、あなたの気持ちに許可と、そのキッカケに「ありがとう」のひと言をそえると、ふと、気持ちとともに軽やかに行動をはじめている自分に遭遇することになることになります。
それでは、またお会いしましょう。
高橋政史