【共感を生む!魔法の「2文字」】

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【「○○」なら、伝わる、つながる!】

「頭がいい」というのは時代によって変わります。

では、いまの時代に求められる「頭のよさ」とは何か?この点については「正解はこれ!」というような答えはありませんが、この時代になり、人々の意識の中に点灯しはじめるキーワードをたどっていくと、「頭がいい」のヒントが見えてきます。

今日は、いま、私たちの意識の中に数年前から点灯しはじめたキーワード「共感(エンパシー)」にスポットライトをあてて、その「共感」を生む「頭のよさ」の鍵を握るものは何か。考えてみたいと思います。

「共感(エンパシー)」がキーワードの時代と言われます。そして、「共感(エンパシー)」をキーワードにしたマーケティング手法や経営ノウハウなどたくさんの「新しいやり方」が開発され、「いまの時代、この共感のツールを使うべき!」という主張をたくさん目にするようになりました。

でも、”「共感」してもらう”ということは何も目新しいことではありません。「共感」とか、「エンパシー」という言葉をあてはめなかっただけで、「もてなす」「気持ちに寄り添う」「心から”あ〜これこれ”と言ってもらえる」とか、要するに「共感のようなもの」という感覚はずっと前からあったわけです。

では、「共感」とか「エンパシー」といった言葉を人が使うようになった以前から、ずっと以前から、いつもの日常の中にあった「共感のようなもの」は、どのようにしてカタチづくられていたのでしょうか?

キーワードは「問い」です。

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【「問い」なら、伝わる、つながる!】

これが、ずっと前から、人々のいつもの日常の中にあった「共感のようなもの」を生み出すときの原理原則です。

自分と相手の真ん中に「問い」があるかどうか。
そして、その「問い」が相手の悩ましい現実を解決する「糸口」につながる「問い」であるとき、その「問い」は、相手が理想の未来へ踏みだしたくてもその行く手を阻んでいた壁に、大きな風穴を開けることになることでしょう。

学校教育では、「問い」は与えられるもの。
ビジネスでは、「問い」は掘り起こすもの。

そして、

学校教育では、「正解」があるもの。
ビジネスでは、「正解」がないことばかり。そこにあるのは「人の数だけ、共感のカタチがある」ということ。そして、その「共感」づくりの「入口」の扉には、いつも「?=問い」が描かれています。

伝わる文章を書く。つながりたい人につながる。そのために必要なシンプルな「2文字」。それが「問い」。

【「問い」なら、伝わる、つながる!】

いつも、心に留めておきたい、自分の「伝わる、つながる」力を導いてくれる羅針盤の言葉だと思っています。