「心が動いた」ことなの?


【それって、「心が動いた」ことなの?】

と思うことがよくあるわけです。知的生産の基本は「心が動いた=感動」。だから、机に腰掛けて、ただ知識の球拾いをしているかのようなロジカルシンキングの研修とか学ぶってどうかな・・・。と思うのです。

ロジックは「好き=心が動いた」から生まれるもの。

アインシュタインにせよ、ダヴィンチにせよ、冷めない情熱で、自分のテーマに没頭し、研究し、世界をあっと驚かせる「未来のカタチ」を生み出した原動力は「感動」。

アインシュタインがよく言っていたように「子供のような好奇心」。知的生産は無味乾燥な言葉(記号)の羅列でもなければ、機械的に丸暗記するだけで点数をとるようなものでもなければ、まして、仕事を単に効率よく作業するためのテクニックを学ぶようなものでもないのかもしれません。

大事なことは、はじまりに、いつも「心が動いた」何かがあるわけです。

ですから、その人の「心が動いた」何かが、「言葉」の舟にのせて、こちらの心に手渡され、こちらの「心が動く=感動」させてくれる知的生産を目指すべきだと思うわけです。

自戒の念を込めて。

お互い、「心が動いた」その一瞬にシャッターにきり、思考を展開し、自分がかかわる人を豊かにできる「本物の知的生産」をしていきましょう。それでは、素敵な1週間をお過ごしください。

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