思考には「3種類」ある


【「思考には3種類」ある】

と思うわけです。
1.右脳を使って「映像化」して考える
2.左脳を使って「言語化」して考える
3.コピペするだけの「思考停止」
そして、本物の思考は、「思考停止」になることなく「映像化」と「言語化」のキャッチボールをしながら、仲間と共有する「欲しい未来」が書かれた台本を用意し、その「欲しい未来」の台本を演じきること。

そのために必要なことは、ロジカルシンキングよりも、

・「仲間を思う気持ち」
・「未来をありありと思い描く勇気」
・「借り物ではない自分の言葉」

こう書き出してみると、とってもシンプル(単純)なんです。
「気持ち」「勇気」「言葉」、そして、その原動力は、そこに「仲間(同士)」がいるから。

「人は一人では生きられない」といいますが、その意味するところ、正直いうとピンときていませんでした。ところが、最近、少しずつ、実感をもって「人は一人では生きられない」という言葉の意味をとらえることができつつあることに気づきます。

とすると「仲間は誰か?」という問いがとても大切。でも、これは理屈で考えるはなしではなくて、”すでにそこに居る”もの。「青い鳥」のはなしではありませんが、「仲間」はどこかに探すというより、「いま、そこにいる存在」なのかもしれません。

でも、ビジネスというと、つい「理屈=そろばん勘定」で、「損得」で「仲間らしき人」かどうかを判断しがち。でも、それはきっと遠回りの道。私自身、ずいぶんと遠回りをしてきました。「理屈=そろばん勘定」ばかりしてきたような気がしています。だから、そこにいた大切な「仲間の存在」に気づかぬまま、時が過ぎ去っていった空しさがあったわけです。

「人は一人では生きられない」とは、自分の周りにいる「仲間の存在」が「自分の存在」理由や価値を気づかせてくれる。「ハッ、とさせれる」んです。「仲間の存在」のおかげで。

とすると、ひとつの仮説を導くことができます。「自分探し」という言葉がありますが、よく「自分探しはするな!」というようなメッセージを目にしますが、このメッセージに対し、「で、どうしたらいいの?」と思うもの。

で、ひとつの仮説。

「自分探し」よりも「仲間が好き」な世界へ浸るところから「自分の存在」を実感できる「本物の思考」がはじまる。そして、その「本物の思考」の道の先に広がるもの、それが「使命というようなもの」なのかもしれません。

「仲間が好き」な世界へ浸る。

とてもシンプルなことだけど、案外できていない、人生におけるかけがえのない世界への扉の入口なのかもしれません。

自戒の念を込めて。

今日も一日、お互い、「仲間が好き」な世界へ浸る、その世界へ旅するほんのわずかな時間でも使いたいものですね。それでは、素敵な1日をお過ごしください。信号